MgB2

MgxB2 および Mg1-xMxB2 の相図およびTcに関するまとめ(03-06-30)。その他のデータはDBで検索して下さい。

1.MgxB2

Tc(x) をTC077に示す。2つの論文でTcの値に大きな差がある。x = 1 に関するTcの差の原因は不明(著者による説明はない)。データブック値は Tc = 39 K であるが、論文値としては 38=< Tc =< 39 K である。最近の中性子回折などのデータによれば[PHC3820166] MgB2 line compound である、と結論している。

2.Mg1-xMxB2

元素置換 (Mg-site)

Mg1-xMxB2 のsolubility limit を表に示す。

solubility limit Xcof M in Mg1-xMxB2

M

Xc

reference

Li

0.3

PHC3610091

0.15

PHC3630219

Na

0.2

PHC3630219

Zn

0.1

SSC1190001

Mn

0.03

SSC1190001

Cu

0

SSC1210497

Tc(x)  for Mg1-xMxB2 

論文によりTcの値にバラツキがある。使用した母化合物MgB2 のTcにバラツキがあるためと思われる(上記MgxB2Tc)。データベースから得られた Tc(x) TC078に示す。x nominal value である。

M=Cu nominal x に対してTc、格子定数などが変化せず、Xc =0 と考えられる。

3.MgB2-xMx

元素置換 (B-site)

M = C

solubility limit Xc = 0.025 PHC3550001

= 0.35 P064134513

= 0.15 PHC3700211

試料作製方法が確定していないため Xc はバラついている。以上のデータは出発原料が(Mg,B,C)である。PHC3840227は(Mg, B4C)から出発し、x=0.4 single phase を得ている。

Tc(x) は TC079 に示す。

M = F, Be

Tc(x) TC080 に示す。